「嫌われたかも…」と感じやすいHSPさんへ|その繊細さは、あなたの優しさの証です

こんにちは!

隼あやめです。

HSPの皆さんは、こんなことはないでしょうか?

  • 誰かが小声で話していると「自分のことを言われているのかも…」と不安になる
  • SNSでメッセージを送っても、既読スルーだったり返信が来ないと気になってしまう
  • ふとした相手のそっけない態度に「もしかして嫌われた…?」と思ってしまう

こんなことがあると、つい「嫌われちゃったかな」と心配になってしまいますよね。

HSPあるある、そういう私も、以前よくありました。

「さっきの言い方、きつかったかな。」

「変なこと言っちゃったかな。」

「気分を悪くさせたかも。」

人の気持ちがわかってしまうHSPさんだから、言葉ひとつ、表情ひとつ、反応ひとつが気になって、ずっと頭の中でぐるぐる考えてしまうこと、よくありますよね。

でもそれは、優しく、人を思いやれるHSPさんだからこその特徴。

それは、欠点でも、克服しなくてはいけないものでも何でもありません。

あなたは、ありのままのあなたで大丈夫なのです。

ただ、それが、HSPさんが生きづらいと感じてしまう理由の一つなのも事実。

だから、そんな時は、思い出してほしいのです。

それは事実ではなく、「想像」が引き起こしている感情かもしれないということを。

私たちHSPは、相手の言動や空気感にとても敏感です。

その特徴ゆえに、人の気持ちにすぐ気づき、誰かの痛みにも深く共感することができます。

その一方で、


「本当はどう思われてる?」

「もしかして嫌われてる?」と、

必要以上に相手の気持ちを想像しすぎてしまうこともありますよね。

でも実際には…

  • 相手がただ疲れていただけかもしれないし、
  • SNSの返信を忘れていただけかもしれないし、
  • 他人の会話は、まったく自分に関係なかったかもしれない、

そんなことがほとんどです。

では、どうしたら、そんなふうに想像に振り回されずにいられるのでしょうか?

想像の渦に飲まれそうになったら

まず大切なのは、「気にしすぎている自分」に気づいてあげることです。

避けられるのが怖くて「ネガティブな自分を出しちゃいけない」と抑えると、逆に波動が不自然になってしまいます。

なので、そんな時は、

  • 「あ、今また相手の気持ちを勝手に想像してるな。」
  • 「今、落ち込んでるね。」
  • 「今ちょっと孤独を感じてるね。」

と、少し離れたところから自分を見つめるような意識を持ってみてほしいのです。

意識の焦点をずらすイメージといったらいいでしょうか。

そんなふうに、自分のネガティブな感情を否定せずに、ありのままの感情を受け止めることで、自然と心に余裕が生まれて、だんだんと波動も穏やかに整っていきます。

そして、いつしか、以前とは違う、人の言動に左右されない、穏やかで安定した自分に変わっていることに気づけるはずです。

少し時間はかかりますが、簡単に取り入れられるワークですので、ぜひ試してみてくださいね!

感情を受け止め、安心させてあげる

そして次に、その気持ちに対して、「それでも大丈夫だよ」と安心させてあげること

たとえば、こんなふうに自分に声をかけてみましょう。

  • 「きっと相手には相手の事情があるよね。」
  • 「私が悪かったわけじゃないかもしれない。」
  • 「本当のことは、相手にしかわからないから、そうだと決めつけることないよね。」

小さな積み重ねですが、こうやって、同じ出来事を別の視点からみられるようになると、心はだんだんと落ち着くようになっていきます。

結論を「いったん保留」にする

それでももし、「嫌われたかも」と感じたら、

「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないし」

と一旦結論を保留にしてみましょう。

これも、私が実際に取り入れて、効果があった思考パターンの一つです。

「嫌われたかも」と思ったときは、すぐに結論を出すのではなく、
「でも本当のところは、まだ分からないよね」と、中立の立場に戻すことを意識します。

これは、「気にしないようにしよう!」と無理に感情を押さえこむのではなく、
いったん頭の中でグレーにしておく感じです。

不安な気持ちが湧いてくるのは、あなたが優しい証拠。

でも、その感情が事実とは限らない、そう思うだけで、少しだけ心がほぐれてきませんか?

これは、思考パターンをちょこっといじって、波動を整えていく方法です。

繊細さは誇り、自分に優しくしよう

そして、自分を責める代わりに、こう問いかけてみてください。

「もし友達が同じことで悩んでいたら、私はなんて声をかけるだろう?」

優しいあなたならきっと、

「今ちょっと疲れてるのかもしれないよ」

「あなたはちゃんと優しく接してたよ」

そんなふうに、友達に言うのではないでしょうか。

自分の行動に不安を感じたら、同じように、自分自身にも優しく声をかけてあげてみてください。

HSPの特性は、欠点ではありません。

むしろ、人に寄り添う力・空気を感じ取る力・人のためを思う心があるということ。

自分の繊細さに対して、「また気にしすぎてる…」と責めるのではなく、「私は人の心に敏感だからこそ、優しくなれる」と誇っていいのです。

目次

最後に|「スルーする力」は、感情の調整力から育まれる

HSPさんが、自分らしく軽やかに生きるためには、スルーする力が必要です。

スルーすると言っても、無視をしたり、鈍感になるということではなく、
「これは相手の問題」「これは気にしなくていいこと」と冷静に分ける力です。

これは少しずつ練習することで身につけることができます。

✔ 気になることがあったら、まずは深呼吸。

✔ すぐに判断せず、「本当はどうだろう?」と問い直してみる。

✔ 自分に優しい言葉をかける。

このようにして、繊細さにプラスして、心のしなやかさ(柔軟さ)を育てていけば、
もっと楽に、もっと自分らしく生きられるようになりますよ。

あなたのその繊細さは、誰かの心を救う優しさでもあります。

だから、どうかそのままのあなたを、大切にしてあげてくださいね。

今日もあなたがあなたらしく過ごせますように!


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