こんにちは!隼あやめです。
このブログでは、波動を整えてHSPさんが自分らしく、軽やかな人生を手に入れる秘訣をお伝えしていますが、そもそも「波動」とは何なのでしょうか。
波動という言葉を聞いて、「なんだか怪しい」「スピリチュアルっぽい」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
「波動を整えるだけで人生が変わるなら、みんな幸せに生きているはずじゃない?」と思われる方もいるでしょう。
確かに、波動は目に見えないものなので、すぐには信じがたいと感じるのも無理はありません。
でも実はこの「波動」という考え方は、最先端の科学である量子力学の一部にも通じるものがあるのです。
たとえば、すべてのものは原子でできているというのはご存じですよね。
原子をさらに小さく分解していくと、最終的には「素粒子」という最小単位にたどり着きます。
量子力学の世界では、この素粒子が「粒(もの)」として存在する一方で、「波」としても振る舞うことがわかっています。
つまり、物質であると同時にエネルギーでもあるということ。
これが、私たちの体も、物も、そして感情さえも、「波動=エネルギーの振動」でできている、という考え方の根拠になっています。
科学とスピリチュアルは分野が違うため、「波動が量子力学で証明された」とまでは言えませんが、少なくとも「すべてはエネルギーでできている」という前提のもとに、波動という概念が成り立っています。
この「波動」は、私たちの感情や思考、言葉などによって日々変化します。
たとえば、ポジティブな気持ちでいるとき、人は軽やかで明るい波動を放ちます。
一方で、ネガティブな気持ちのときには、重くて低い波動になります。
このように、波動の質は内面の状態と密接につながっているのです。
また、ラジオで聴きたい番組の周波数にチューニングすることでその放送が聴けるように、波動も似たような性質を持っています。
これは、同じ周波数同士が引き寄せ合うというもので、これがいわゆる「引き寄せの法則」の仕組みです。
「思考が現実化する」と言われるのは、思考が波動(エネルギー)となり、同じ周波数を持つ現実を引き寄せるから。
つまり、「自分の波動=思考や感情の状態」が、今の現実をつくっているということなのです。
昔から「類は友を呼ぶ」「朱に交われば赤くなる」といわれるように、似たような波動を持つ人や環境同士が自然に引き合うのも、古くから誰もが波動を実体験として感じていた、ごく自然な現象でした。
この波動が持つ性質を考えると、ネガティブな波動を発していれば、同じような波動を持つ人や出来事が引き寄せられやすくなり、反対に、明るく前向きな波動を放っていれば、自然とポジティブなご縁や出来事に恵まれていきます。
たとえば、つらい状況のときに限って、次から次へとよくないことが起きる――いわゆる「弱り目に祟り目」。
これも、波動の法則をよく表している現象だと言えるでしょう。
逆に、「ツイてる」と感じるときは、まさに「運が運を呼ぶ」ように、なぜかすべてがスムーズに運びやすくなります。
プロゴルファーがトーナメントで好調なとき、どんなショットも不思議といい結果につながっていく。
そんな様子を見ていると、まさに高い波動が高い流れを引き寄せているように感じられます。
思考はエネルギーであり、波動を持っています。
いつも「どうせうまくいかない」と考えていれば、その低い波動に共鳴する現実が引き寄せられてしまう。
逆に「きっと大丈夫」「ありがたいな」と前向きな思考を持っていれば、自然と明るく心地よい現実が引き寄せられていく。
つまり、自分の波動を整えることは、自分自身の内側を整えることであり、結果として現実をも整えていく力があるのです。
波動の存在を実感した体験
ここでは、波動の存在がどうしても信じられないという方のために、私自身が「波動」の存在を確信した、ある実体験をお話ししたいと思います。
実は私は、「波動」の影響をとても受けやすいタイプの人間です。
育った環境やHSP気質もあって、小さい頃から人の多い場所や、ざわざわした空気が苦手で、人が近くにいるだけで緊張して不安を感じていました。
大人になってからもその感覚は変わらず、何もしていないのに、なぜか隣の人がそわそわし出したり、不自然に距離をとられたりすることも何度もありました。
ある時は、私の前に後ろ向きで立っていた人が、私の何かを感じ取ったのでしょうか。
突然振り向いて、落ち着かない素振りを見せていたこともあります。
そのたびに、「自分に何か問題があるのではないか」と悩んでいた時期もありました。
ですが、波動について学ぶようになってから、ようやくその現象の意味がわかってきたのです。
これはきっと、私自身が無意識のうちに発していた「波動」の影響だったのだと。
私たちの内側にある恐れ・緊張・不安といった感情は、言葉にしなくても、無意識に“重たい波動”として外に放たれてしまいます。
そしてその波動は、言葉ではなく「雰囲気」や「空気感」として、まわりの人に伝わってしまうのです。
たとえば──
✔ 緊張していると、相手もなぜか落ち着かなくなる
✔ 自信がないと、周囲もなんとなく気を遣い始める
✔ 恐れの波動を出していると、相手が不自然に距離をとる
こういった現象は、無意識に放っている波動(エネルギー)の影響で、相手が「なんとなく居心地が悪い」と感じてしまっているのです。
逆に、心が落ち着いていて安心感のある人と一緒にいると、自然とリラックスできますよね。
これもまた、波動が周りに伝わっている証拠なのだと思います。
つまり、私が体験していた「自分が発する緊張や恐れで周りの人の反応が変わる」という現象は、まさに「波動の共鳴」だったのです。
そのことに気づいてから、私は自分の波動に意識を向けるようになりました。
心を整えるために、瞑想や深呼吸を取り入れたり、自分の感情や思考と向き合う習慣を少しずつ始めていきました。
すると、周囲との関係にも少しずつ変化が現れはじめたのです。
以前のようなピリピリとした空気を感じることが減り、穏やかで落ち着いた時間を過ごせる場面が増えていきました。
「波動を整えることで、現実が変わる」
それはスピリチュアルな話にとどまらず、日々の暮らしの中でも確かに感じられる、“人生が変わる鍵”なのだと、私は心から思っています。
波動が整うと、なぜ“楽に”生きられるのか?
では、どうして波動を整えることで、人生が“楽に”なるのでしょうか?
その理由はとてもシンプルです。
まず「波動が整う」というのは、簡単に言えば「心と体の調子が整っている」ということをいいます。
私たちは感情や思考、体の状態によって、常に何らかの「エネルギー(波動)」を発しています。
疲れていたり、イライラしていたり、落ち込んでいるときは、波動が乱れている状態。
逆に、リラックスして穏やかで前向きな気持ちのときは、波動も自然と安定し、高い状態になります。
この波動の安定が、人生のあらゆる場面に影響してくるのです。
無駄な摩擦やトラブルが減る
波動が整っているとき、人は自然と穏やかな雰囲気をまといます。
その結果、対人関係においても不思議と「衝突」や「誤解」が起きにくくなります。
たとえば、あなた自身が焦っていたり、イライラしていると、ちょっとした一言にも過敏になり、相手の言葉にカチンときたりしますよね。
でも、心が落ち着いていれば、同じ言葉を聞いても「そんなに気にするほどじゃない」と流せたりする。
これは波動の違いがもたらす「受け取り方」の違いです。
つまり、波動が整っていると、日々の人間関係がラクになります。
これだけでも、かなり「楽に生きられる」ポイントではないでしょうか。
シンクロや引き寄せが起こりやすくなる
波動が整っていると、自分にとって心地よい環境や人、タイミングと自然につながりやすくなります。
たとえば、「たまたま声をかけた人が、今の自分に必要な情報を持っていた」とか、「やってみたかった仕事の話が偶然舞い込んできた」といった具合です。
これは、「波動が似ているもの同士が引き寄せ合う」という性質によるもの。
自分の波動が整っていると、人生の流れがスムーズになり、必要なことが必要なタイミングでやってくる感覚が増えていきます。
自分を責めるクセが減る
波動が整ってくると、自分の内側にも変化が起こります。
たとえば、「ちゃんとしなきゃ」「私なんて…」といった自己否定や過度なプレッシャーから少しずつ自由になっていきます。
波動が整っているとき、人は自分をありのままに受け入れやすくなり、過去の失敗や不安にもとらわれにくくなるのです。
結果的に、心の中に“安心感”や“ゆるし”が生まれ、余計なエネルギーを消耗せずに生きられるようになります。
波動を整えるために、今日からできること
波動を整えるために、難しいことをする必要はありません。
日々のちょっとした習慣や心がけで、波動は少しずつ整っていきます。
たとえばこんなことから始めてみてください:
朝、窓を開けて深呼吸をする
→ 新鮮な空気を取り入れることで、体のエネルギーがリセットされます。
ネガティブな思考に気づいたら、「本当にそうかな?」と問い直す
→ 思考のクセをやわらげることで、波動の乱れも整っていきます。
好きな音楽を聴く、自然に触れる、笑う
→ 心がふっと軽くなる瞬間を、意識的に増やしてみましょう。
夜はスマホを早めに手放し、静かな時間をつくる
→ 情報に振り回されない時間は、波動を落ち着かせてくれます。
「ありがとう」「大丈夫」と、自分に優しい言葉をかける
→ 言葉にも波動があります。自分への言葉を変えるだけでも、内側から整っていきます。
こうした小さな積み重ねが、少しずつ心と体を整えてくれて、結果的に現実までも変えていく力になっていきます。
まとめ:波動が整うと「がんばらなくても自然とうまくいく」状態に
波動を整えるとは、ただポジティブでいようとすることではなく、自分の心と体に丁寧に向き合い、不要な思考や感情を手放していくことです。
それによって、本来の自分に戻り、自然体で過ごせるようになる。
無理に頑張らなくても、人間関係が楽になり、チャンスが舞い込み、自分の内側に安心感が育つ――
これこそが、波動が整うことで「楽に生きられる」理由なのです。
つまり、「がんばってどうにかする」のではなく、「整えていたら自然と道がひらけていく」ようになる。
この感覚こそが、「楽に生きる」ということなのだと思います。
そしてそれは、何か特別な力がある人だけが手にできるものではありません。
波動は誰もが持っているものです。
だから、誰でも意識を向けて整えていくことで、今よりずっと軽やかに生きられるようになるのです。
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