引き寄せの法則の基本|あなたの波動が、同じ波動の現実を引き寄せる

こんにちは。隼あやめです。

ここでは、「これから引き寄せの法則にトライしてみたい」「基本をもう一度振り返ってみたい」という方に向けて、引き寄せの法則の基本をわかりやすくお話ししたいと思います。

ぜひ、参考になさってみてください。

目次

引き寄せの法則とは

引き寄せの法則とは、簡単にいうと、自分の思考や感情、信念が、その通りの現実をつくり出すという宇宙の原則のことをいいます。

引き寄せの法則に興味のある方なら、「思考は現実化する」というナポレオン・ヒルの書籍をご存知かもしれませんね。

どういうことなのか、もう少しお話ししていきます。

少し不思議な感じがするかもしれませんが、量子力学的にいうと、この世に存在する全てのものはエネルギーでできていると説明がつきます。(一部完全にまだ立証されていないこともあります。)

物質だけでなく、目に見えない思考も感情も全てです。

たとえば、身体、パソコン、空気、光など、あらゆる物質をどんどん小さく分解していくと、最終的には「原子」や「電子」、最終的には「光子(フォトン)」といった量子にたどり着きます。

量子は、固体ではなく「粒子であると同時に、波の性質を持っている」、つまり、

エネルギー(波動)として存在しています。

つまり、物質の根源は、エネルギーということが言えるのです。

そして、思考や感情も同じです。

目に見えない思考と感情に関しては、少し丁寧に説明していきます。

思考は「脳内の電気信号」として存在している

私たちが何かを考えたり感じたりするとき、脳の中では神経細胞(ニューロン)が電気信号を発しています。

この電気信号は、脳の中を伝わりながら微弱な電磁波(エネルギー)を発生させます。

つまり、「考える」という行為そのものが、物理的にはエネルギー活動なのです。

脳波や心電図などが測定できるのも、この思考や感情の活動が電気的な波(エネルギーの振動)を持っている証拠です。

感情も「ホルモンと波動の変化」として現れる

嬉しい・悲しい・怒り・不安など、感情が動くと、体の中ではホルモンや神経伝達物質の分泌が変化します。

たとえば、

  • 嬉しい、楽しい、幸せ → セロトニン、オキシトシンなどが分泌される。
  • 不安や怒り → コルチゾールやアドレナリンが増える。

こういった化学変化は、体温、心拍、筋肉の緊張、呼吸などのエネルギー状態に影響を与えますよね。

つまり、感情も「体全体のエネルギー状態を変える力を持つエネルギー(波動)」と言えるのです。

以上をまとめると…

🔹 量子の世界=すべての物質が振動する「波のエネルギー」

🔹 思考=脳の電気信号という「物理的エネルギー」
🔹 感情=ホルモンや波動の変化という「生体エネルギー」

この3つが合わさって、「思考も感情もエネルギーでできている」と言えるのです。

このように、全ての物質や思考、感情はエネルギーであり、エネルギーには固有の「周波数(振動数)」があります。

同じ周波数同士は共鳴しやすいという性質があります。

そして、音叉の実験などでもわかるように、その周波数が似たもの同士が引き寄せ合う

これが「引き寄せの法則」の根本的な「波動の共鳴」の仕組みです。

つまり、

「今、自分が発しているエネルギー(波動)が、

同じ波動を持つものと共鳴して引き寄せ合い、

現実として自分のもとに現れる」

という法則です。

私たちは、それが意識的にであれ、無意識的にであれ、いつも何かを「引き寄せている」存在といえます。


 「引き寄せ」というのは、ただのスピリチュアルではない

「引き寄せ」と聞くと、何か怪しいスピリチュアルの世界の話のような印象を持たれるかもしれません。

ですが、実際にはとてもシンプルです。

たとえば、不安や焦りを感じているとき、心の中では、

  • 「足りない」
  • 「欠けている」

という波動が出ています。

すると現実のほうも、その波動に共鳴するように、「足りない」「まだ手に入らない」という出来事を引き寄せる。

逆に、心が安心と感謝で満たされているときには、

  • 「すでにある」
  • 「十分に足りている」

という周波数を放っています。

その波動に共鳴して、「豊かだ」「愛されている」と感じる現実が自然とやってくる。

つまり、「思考が現実になる」ということなのです。


 引き寄せの法則は「思考」ではなく「波動」が先にある

引き寄せの法則では、「ポジティブに考えることが大切」と言われます。

ですが、どんなにポジティブな思考をしようとしても、引き寄せがうまくいかないことがあります。

それは、思考は頭の表層にあるけれど、波動は心の奥底にあるからです。

どれだけ「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせても、心の奥(潜在意識)で「不安」「怖い」「信じられない」と感じていたら、その低い波動が現実を動かす力になります。

だから、本当に理想の未来を引き寄せたいなら、そのポイントは「波動のチューニング」なのです。


 波動を整えるということは、「感情を整える」ということ

波動は感情は、密接に結びついています。

たとえば、怒りや嫉妬、罪悪感の波動は重く、愛や感謝、喜びの波動は軽く、明るい広がりを持っています。

このように、私たちは、いつも感情を通して自分の波動を発しているのです。

もし今、望む現実がなかなか現れないなら、

「私は今、どんな波動を出しているだろう?」

と立ち止まって感じてみてください。

それは「行動を変える前に、心の周波数を整える」ということ。

波動が整えば、必要なご縁やチャンスは、まるで磁石のように自然と引き寄せられてきます。


「現実を変える」ことは、「波動を変える」こと

多くの人は、現実を変えようと外側に力を使います。

でも、「現実」はあなたの波動が投影されたスクリーンのようなもの

映画のストーリーを変えようと思ったら、映写機の中のフィルムを変える必要がありますよね。

それと同じように、人生を変えたいなら、あなたの波動=内側の状態を変えることが先なんです。

「頑張る」ことではなく、「軽くなる」こと。

「何かを足す」ことではなく、「いらない波動を手放す」こと。

波動を整えるというのは、本来の自分(魂)に戻っていくプロセスでもあるのです。


おわりに

引き寄せの法則は、特別な努力の先に起こる奇跡ではなく、

波動が整えば、現実は勝手に整うということ。

つまり、今どんな波動(エネルギー)を放っているかの延長線上に、現実が自然と現れるのです。

今、あなたが感じていること。

そして、心の奥で信じていること。

それが、これから形になる「未来の現実の素」です。

焦らなくて大丈夫。

無理をしなくても大丈夫。

日々の中で、少しずつ自分の波動を整えていくだけで、世界は静かに、でも確実に、それに応えてくれます。

「幸せで満たされた波動」で生きるとき、その波動と共鳴する出来事が、まるで約束されていたかのように、現実に現れてくるでしょう。

あなたが「幸せな満たされた波動」で生きるとき、その幸せと共鳴する出来事が、静かに、でも確実に、

現実に現れてきますよ。


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